千里丘かがやきクリニック 消化器内科 大腸内視鏡検査

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千里丘かがやきクリニック 消化器内科 大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査のAI内視鏡画像診断支援システムについて

大腸内視鏡検査のAI内視鏡画像診断支援システムについて

 
私は、大学を卒業後2年目から現在まで、おおよそ20年近く内視鏡検査に携わってきました。上部内視鏡検査は15,000件以上、下部内視鏡検査は5,000件以上を経験しています。
 
20年前と比べると、内視鏡のハードウェアおよび画像処理技術の進歩により、以前に比べると見落としが減り、かつ診断技術が向上しています。しかし、人間が行う以上は、間違いや勘違いが発生することがあります。また、経験年数20年以上の熟練した内視鏡専門医と卒後数年の専攻医を比べた場合、内視鏡検査の読影力に差が出ます。
 
当院では、2020年11月に発売された富士フイルム社のAIの内視鏡画像診断支援システム(CAD EYE)を搭載した [1]、内視鏡システムを導入しました。当たり前ですが、機械の目は人間よりも正確です。しかも、機械は疲れません。人間はかならずミスをします。世の中に絶対にミスをしない完璧な人はいないと思います。いるとすれば、ドクターXで有名になった、大門未知子先生くらいでしょうか。
 
15年以上前私が消化器内科専攻医のころは、拡大内視鏡や画像強調機能を備えた内視鏡システムはなく、1cmを超えるポリープは将来ガンになるリスクがあるため、内視鏡下で切除して、あとで病理診断を行っていました。
当院が導入するAIの補内視鏡画像診断支援システムは、病変の見落としが減るだけではなく、その場で、腫瘍性・非腫瘍性の診断補助を行うことができます。ここが大変重要で、腫瘍性であれば、将来ガンになる可能性があるため、小さければその場で切除できます。一方、非腫瘍性であれば、良性の腫瘍なので切除する必要がありません。そのため、不要なポリープ切除をしなくてすみます。
 
当院の方針として、できるだけ少ない薬で治療することを掲げていますが、内視鏡検査においても、AI内視鏡画像診断支援システムを併用して、できるだけ不要な切除はしないよう心がけていくつもりです。
 

 

大阪府吹田市長野東19-6
千里丘かがやきクリニック
院長 有光 潤介