こんにちは、有光潤介です。この度ご縁をいただき、千里丘で開業する運びとなりました。
子供の頃は病弱で、漢方薬、鍼灸などは、身近な伝統医療でした。高校生の頃、西洋医学にはない「医食同源」や「心身一如」の考え方をもつ、漢方やアーユルベーダなどの伝統医学に興味を持ちました。私は漢方医になりたくて医師を志し、大学生の時は漢方医学研究会のサークルに入って漢方の勉強を始めました。
大学病院に勤務していた際、『経方医学』で有名な江部洋一郎先生の元に週1回漢方の研修に通い、本を読むだけでは絶対に習得できない、漢方の診察で最も大切な脈診を習得することができました。
漢方医学は指導医レベル(日本東洋医学会)まで研鑽を積んで参りました。同時に漢方のみにこだわるのではなく、消化器内科専門医、消化器内視鏡学会専門医も習得しました。内視鏡検査は、卒後2年目から20年以上携わっています。研究にも興味があり、大学院ではアレルギーの研究を行い、博士の学位を取得しました。専門分野以外の領域も幅広く、最新の医療を勉強するように心掛けて参りました。
当院では、医食同源を大切にして、食事や運動などの生活指導を主に、できるだけ少ない薬で治療を行うことを基本方針としています。これまでの経験を生かして、一般内科から膠原病やアトピー性皮膚炎など難治疾患まで、東洋医学、西洋医学、それぞれの長所を生かした、東西融合治療を行います。
地域のかかりつけ医として、患者様と向き合い、ご家族全員が心身ともに健康になり、毎日笑顔で、かがやいた生活がおくれるよう努力して参ります。
千里丘かがやきクリニック 院長有光 潤介