病名から探す|千里丘かがやきクリニック|吹田市長野東の内科・消化器内科

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)
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病名から探す|千里丘かがやきクリニック|吹田市長野東の内科・消化器内科

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が止まったり、浅くなったりする状態を繰り返す病気、それが睡眠時無呼吸症候群です。医学的には、7時間以上の睡眠中に10秒以上の呼吸停止(無呼吸)が30回以上、または1時間あたり5回以上起こると診断されます。無呼吸は、体内の酸素不足を引き起こし、放置すると心臓病や脳卒中といった深刻な病気のリスクを高めます。

CPAP転院

「引っ越しで通えなくなった」「毎月の通院が負担」「マスクが合わず使えていない」——CPAP治療は、続けてはじめて意味を持つ治療です。通いにくさや使いにくさをそのままにすると、治療そのものが途切れてしまいます。当院では多くの睡眠時無呼吸症候群の方をCPAPで継続診療しており、転院の手続きから機器の引き継ぎ、使い心地の調整まで一つずつ整理してご案内します。

不眠症

日中の眠気セルフチェック

ESS(エプワース眠気尺度) 日中の眠気セルフチェック 8つの場面で「うとうとしてしまうか」を答えるだけで、日中の眠気の強さを24点満点で確認できます。所要時間は1分ほどです。

ナルコレプシー

会議中、授業中、運転中。どれだけ寝ても襲ってくる強い眠気は、脳の覚醒を保つ「オレキシン」という物質の不足によって起こることがあります。発症から診断までに平均10年以上かかるといわれ、その間「怠けている」と誤解されてきた方が少なくありません。当院では在宅で終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行えますが、確定診断に必要なMSLT(反復睡眠潜時検査)は実施できません。当院の役割は、頻度の高い他の原因を確実に切り分け、MSLTが必要な方を専門施設へ的確におつなぎすることです。眠気の正体を確かめる最初の一歩として、内科の立場からご相談をお受けしています。

レム睡眠行動障害

夜中に大声で叫ぶ、腕を振り回す、ベッドから飛び出す——本人には夢を見ていた記憶しかなく、多くは同じ部屋で眠るご家族が先に気づきます。レム睡眠行動障害は、夢を見ている間に働くはずの「筋肉のブレーキ」が外れ、夢の内容がそのまま体の動きとして出てしまう状態です。50歳以降の男性に多く、本人やご家族のけがにつながります。そしてもう一つ、この症状はパーキンソン病やレビー小体型認知症といった神経の病気に先行して現れることが知られています。確定診断には検査室での終夜睡眠ポリグラフ検査が必要で、当院では行えません。当院の役割は、まぎらわしい病態——とくに睡眠時無呼吸——を見分け、薬の影響を確かめ、安全対策をお伝えしたうえで、神経内科の専門医へおつなぎすることです。

高血圧

高血圧症とは、安静時の血圧が慢性的に高い状態を指します。多くの方が健康診断での指摘をきっかけに受診されます。高血圧はすぐに緊急な治療を必要とするわけではありませんが、長期間放置すると血管や様々な臓器に負担をかけ、将来的に重篤な病気を引き起こす可能性があります。そのため、早期からの適切な管理が非常に重要となります。

薬に頼らない糖尿病治療

糖尿病

糖尿病は、インスリンというホルモンの作用が不十分になることで、血液中のブドウ糖(血糖値)が慢性的に高い状態を指します。初期には自覚症状がほとんどないため、健康診断での指摘を見過ごしてしまう方も少なくありません。しかし、高血糖の状態が続くと、全身の血管や神経に深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

脂質異常症

脂質異常症とは、血液中の脂質のバランスが基準値から外れた状態を指します。主に、中性脂肪(トリグリセリド)、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の3つの項目で評価されます。近年では、non-HDLコレステロール(総コレステロールからHDLコレステロールを引いた値)も重要な指標として用いられています。

糖質制限

動脈硬化

血圧が高い。コレステロールが高い。血糖が高い。健診で指摘されても、痛くもかゆくもないため、そのままになりがちです。動脈硬化は、そうして症状のないまま十年、二十年と静かに進み、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞という形で現れます。厄介なのは、進み具合が数字として見えにくいことです。当院ではPWV(脈波伝播速度)とABI(足関節上腕血圧比)を測定し、血管がどれくらい硬くなっているか、足の動脈に詰まりがないかを、5分ほどの検査で確かめることができます。危険因子の管理は内科の中心的な仕事です。数字を見たうえで、何をどこまで行うかを一緒に決めていきます。

脂肪肝

脂肪肝は、肝臓の細胞に中性脂肪がたまった状態です。自覚症状がほとんどないため、健診で指摘されても「よくあること」として様子を見られたまま、年単位で放置されていることが少なくありません。しかし脂肪肝の一部は、静かに炎症と線維化(肝臓が硬くなる変化)を進め、肝硬変や肝がんにつながります。当院では、血液検査と腹部エコーで肝臓の硬さのリスクまで見きわめ、管理栄養士とともに、続けられる形の対策を組み立てています。

アトピー性皮膚炎

「塗っている間はよくなるのに、やめるとすぐぶり返す」「かゆくて夜中に目が覚める」「ステロイドをこのまま使い続けてよいのか不安」——アトピー性皮膚炎は、皮膚だけを見ていると行き詰まることがあります。当院はアレルギー専門医・漢方専門医として、皮膚の状態に加えて、併存するアレルギー疾患、生活環境、食事、体質までを含めて症状の背景を整理し、必要に応じて皮膚科専門施設と連携しながら診療にあたります。

気管支喘息

かぜのあとの咳だけが何週間も残る。夜中や明け方に咳で目が覚める。息を吐くときにヒューヒューと鳴る。その背景にあるのが気管支喘息です。喘息は「発作の病気」ではなく、症状のない日にも気道の炎症が続いている病気です。当院では呼気NO(FeNO)検査で、その見えない炎症を数値として確かめることができます。息を吐くだけ、約1分の検査です。

アレルギー性鼻炎・花粉症

くしゃみ、水のような鼻水、鼻づまり。市販薬でしのぎながら毎年同じ時期をやり過ごしている方は少なくありません。けれどアレルギー性鼻炎は、原因を特定して、症状の出かたと生活に合わせて治療を組み立てられる病気です。

舌下免疫療法

アレルギーの原因物質を、ごく少量ずつ舌の下から取り入れて体を慣らしていく治療法です。症状が出てから薬でおさえるのではなく、アレルギー反応そのものを起こしにくい状態を目指します。

食物アレルギー

「果物を食べると口の中がかゆくなる」「食後に運動したらじんましんが出た」——食物アレルギーは子どもだけのものではなく、大人になってから初めて発症することもあります。当院ではアレルギー診療と消化器内科の両方の視点から原因を見きわめ、管理栄養士とともに「必要最小限の除去」で日常生活を守る診療を行っています。

アナフィラキシーショック

アナフィラキシーは、原因物質に触れてから短時間のうちに全身にあらわれる、命にかかわり得るアレルギー反応です。血圧が下がったり意識が遠のいたりする状態は「アナフィラキシーショック」と呼ばれます。一度起こした方にとって大切なのは、原因を突き止めること、そして次に起きたときに使えるアドレナリン製剤を手元に備えておくことです。当院ではアレルギー科・内科の立場から、原因の検索から日常の備えまでを一貫してご相談いただけます。

慢性じんま疹

「毎日のように出ては消えるかゆみ」「検査をしても原因が分からないまま何か月も続いている」——じん麻疹は6週間を超えて続くと慢性と呼ばれ、その多くは特定の食べ物が原因ではありません。当院ではアレルギー診療の視点で見きわめたうえで、症状の出ない状態を確実につくる治療を組み立て、必要に応じて漢方も併せながら、無理なく薬を減らしていける状態を目指します。

リウマチ・膠原病

膠原病は、本来は細菌やウイルスに向かうはずの免疫が自分自身の体を攻撃してしまう病気の総称です。関節、皮膚、筋肉、血管、そして肺や腎臓といった臓器に炎症が起こります。はじまりは「なんとなく調子が悪い」という漠然とした不調であることが多く、複数の科を回ったまま診断に至らない方も少なくありません。当院では、原因のはっきりしない発熱や関節痛、健診での異常値をきっかけに必要な検査を行い、専門医療機関と役割を分けながら診療にあたっています。

IgG4関連疾患

「健診の血液検査でIgG4が高いと言われた」「両側の顎の下がゆっくり腫れてきた」「腹部エコーで膵臓が腫れていると指摘された」——IgG4関連疾患は、日本から提唱された比較的新しい疾患概念で、全身のさまざまな臓器がゆっくりと腫れたり硬くなったりする指定難病です。自覚症状に乏しく、健診や別の病気の検査をきっかけに見つかることが少なくありません。当院では消化器内科とアレルギー科の両方の視点から、必要な検査を組み立て、専門施設と連携しながら診断と長期のフォローを行います。

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)は、以前はチャーグ・ストラウス症候群と呼ばれていた病気で、全身の細い血管に炎症が起こる血管炎の一つです。特徴は、そのほとんどが気管支喘息から始まることにあります。何年も喘息の治療を続けてきた方に、血液中の好酸球の増加と、手足のしびれや力の入りにくさが加わったとき、この病気を考えます。指定難病に定められており、治療によって多くの方が改善しますが、神経の障害は後遺症を残すことがあるため、早く気づくことが何より重要です。当院はアレルギー診療と膠原病診療の両方を行っており、喘息を診る中でこの病気の兆しを捉え、速やかに専門施設へつなぐ役割を担っています。

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、強い酸性の胃液や胃で消化される途中の食物が、食道に逆流して、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じる病気です。逆流性食道炎は、戦後の衛生環境の改善ともなって、ヘリコバクターピロリ感染が減ったこと、また、食生活の変化などによって、最近は若い人にもよくみかける病気になりました。

バレット食道

バレット食道は、胃酸の逆流が長く続いた結果、食道の粘膜が胃の粘膜に似た性質へと置き換わった状態です。それ自体に痛みや不快感はなく、健診の胃カメラで指摘されて初めて知る方がほとんどです。「食道がんの前段階」という説明を受けて強い不安を抱えて来られる方が多いのですが、日本で見つかるものの大半は短い範囲にとどまるタイプで、そこからがんが生じる可能性は非常に低いことが分かっています。当院では、指摘された範囲がどの程度なのかを確かめたうえで、必要な間隔での内視鏡と、逆流そのものへの対応を担当しています。

食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニアは、胸とおなかを隔てる横隔膜の穴(食道裂孔)がゆるみ、胃の一部が胸側へ入り込んだ状態です。加齢とともに増える変化で、健診の胃カメラやバリウム検査で指摘される方は少なくありません。「ヘルニア」という言葉から手術を思い浮かべて不安になる方が多いのですが、その大半は症状もなく、治療を必要としません。一方で、胸やけや呑酸の原因になっていることもあり、原因のはっきりしない貧血の背景に隠れていることもあります。当院では、指摘された方に対して、心配のいらない状態なのか、対応が必要なのかを整理してお伝えしています。

食道がん

食道がんは、早い段階ではほとんど症状が出ません。「つかえる」「しみる」といった自覚が現れたときには、すでに進行していることが少なくない一方で、粘膜にとどまる段階で見つかれば内視鏡治療で治せる可能性が高いがんでもあります。当院では消化器内視鏡専門医が、飲酒・喫煙歴や体質から一人ひとりのリスクを整理したうえで、食道の粘膜を丁寧に観察します。

食道カンジダ

食道カンジダ症は、もともと体の中にいるカンジダという真菌が食道の粘膜で増え、白い付着物として見える状態です。健診の胃カメラで偶然指摘されることが多く、「カビが生えている」と説明されて驚かれる方が少なくありません。ただし軽いものは症状もなく、治療をしなくても自然に消えていきます。大切なのは、それ自体を怖がることではなく、なぜ増えたのかを確かめることです。吸入薬の使い方、長く続けている胃薬、血糖の状態など、見直せる原因が背景にあることがよくあります。当院では、内視鏡による診断から原因の整理、必要な方への治療までを担当しています。

好酸球性食道炎

好酸球性食道炎は、アレルギーに関わる白血球(好酸球)が食道の粘膜に集まり、慢性の炎症を起こす病気です。食べ物がつかえる、飲み込みにくい、胃薬を飲んでも胸やけが取れない。こうした症状が少しずつ進むため、「もともと食べるのが遅いだけ」「体質だから」と受け止められたまま、診断まで数年かかることが少なくありません。診断には胃カメラと、その際に行う食道の生検が欠かせません。当院では消化器内視鏡とアレルギー診療の両方を院内で行い、検査から治療、食事の相談までを一続きで担当しています。

食道アカラシア

食道アカラシアは、食道と胃のつなぎ目の筋肉がうまくゆるまなくなり、食べたものが食道にとどまってしまう病気です。食道を動かす神経の働きが失われることで起こり、頻度は高くありません。特徴は、固形物だけでなく水やお茶でもつかえること、そして食べたものを未消化のまま吐き戻すことにあります。症状が年単位でゆっくり進むため、逆流性食道炎やストレスによるものとして扱われ、診断まで何年もかかることが少なくありません。当院では、つかえ感を訴えて来られた方について、食道がんなどを除外したうえでこの病気の可能性を検討し、確定診断と治療のできる専門施設へおつなぎしています。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

「みぞおちが痛む」「空腹時や夜中に胃が痛くなる」「市販薬でしのいでいる」——胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、原因を突き止めれば治し切ることができ、再発も防げる病気です。一方で、痛みがないまま出血や穿孔として現れることもあります。当院では消化器内視鏡専門医が潰瘍そのものを確認し、ピロリ菌の有無や服用中のお薬まで含めて原因を整理したうえで、繰り返さないための治療を組み立てます。

ピロリ感染症

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の粘膜にすみつく細菌です。感染していても痛みや不快感が出ないことが多く、その間に胃の炎症が静かに進み、萎縮性胃炎、胃潰瘍、そして胃がんの原因になります。日本人の胃がんの多くは、この菌の感染を背景に起こると考えられています。除菌治療は1週間の内服で完了し、成功すれば将来の胃がんの危険を下げられます。当院では、内視鏡による診断から除菌治療、除菌できたかどうかの判定、その後の定期的な検査までを一続きで担当しています。

急性胃炎

急性胃炎は、胃の粘膜に急に炎症が起こり、みぞおちの痛みや吐き気として現れる状態です。痛み止めの服用、飲みすぎ、強いストレス、生魚に潜む寄生虫など、はっきりした引き金があることが多く、原因を取り除けば数日で落ち着きます。一方で、同じような痛みは心臓や膵臓、胆のうの病気でも起こり、なかには急を要するものが含まれます。また「急性胃炎」と言われ続けている症状の中には、別の病気が隠れていることもあります。当院では、急ぐべき状態かどうかを見極めたうえで治療を行い、繰り返している方には原因を確かめる検査までを担当しています。

慢性胃炎・萎縮性胃炎

「健診で慢性胃炎と言われた」「胃の不快感が何年も続いている」「ピロリ菌を指摘されたまま放置している」——慢性胃炎は、症状の有無と胃の状態が一致しないことの多い病気です。当院では消化器内視鏡専門医が胃粘膜の状態を直接確かめ、ピロリ菌の有無と萎縮の程度を整理したうえで、除菌の要否、胃がんリスクに応じた検査間隔、そして残る症状への手当てまでを一続きに考えます。

機能性ディスペプシア

「胃がもたれる」「少し食べただけでお腹がいっぱいになる」「みぞおちが痛む」——それなのに、胃カメラでは異常が見つからない。こうした状態は機能性ディスペプシアと呼ばれ、気のせいでも性格の問題でもなく、胃の働きと知覚の異常によって起こる病気です。当院では消化器内視鏡と漢方診療の両方の視点から原因を整理し、管理栄養士とともに、症状に振り回されない毎日を取り戻す診療を行っています。

胃ポリープ

胃ポリープは、胃の内側にできた盛り上がりの総称です。健診の胃カメラやバリウム検査で指摘されることが多く、そのほとんどは治療の必要がありません。ただし「胃ポリープ」という一つの言葉の中には、まったく心配のいらないものから、胃がんの前段階にあたるものまで含まれています。大切なのは、ポリープそのものより、それがどの種類で、どのような胃にできているかを見極めることです。当院では、ポリープの性質と背景の胃の状態を一度に評価し、必要な方には除菌治療と定期的な内視鏡までを担当しています。

胃がん

胃がんは、早く見つかれば内視鏡だけで治せることの多いがんです。一方で、早期の段階ではほとんど症状がなく、「胃の調子が悪くないから大丈夫」という判断が発見を遅らせてしまいます。当院では、ピロリ菌感染の有無や胃粘膜の状態からリスクを見きわめ、その方に合った間隔で内視鏡検査を続けていく診療を行っています。

胃粘膜下腫瘍

胃粘膜下腫瘍は、正常な胃の粘膜に覆われたまま、内側へ盛り上がって見える病変の総称です。健診の胃カメラやバリウム検査で偶然見つかることがほとんどで、症状はありません。中身は良性のものから、GISTのように治療を要するものまで幅があり、見た目だけでは決まりません。多くの方は「経過観察でよい」と言われますが、その言葉の意味が伝わらないまま不安を抱えたり、通院が途切れてしまったりすることが少なくありません。当院では、経過観察を実際に続けられる形に整え、精査が必要になった時点で専門施設へつなぐところまでを担当しています。

大腸がん

「検診で便潜血が陽性だった」「血便が出た」「便通が変わってきた」——大腸がんは日本人が最も多く診断されるがんでありながら、早い段階ではほとんど自覚症状がありません。一方で、前段階であるポリープのうちに見つけて取り除けば、がんになる前に断ち切れる数少ないがんでもあります。当院では消化器内視鏡専門医が大腸内視鏡検査を担当し、検査が必要かどうかの判断から、結果の説明、その後の経過観察までを続けて診ていきます。

大腸ポリープ

大腸ポリープは、大腸の粘膜にできる盛り上がりです。その多くは腺腫と呼ばれる種類で、時間をかけて大きくなり、一部が大腸がんへと育っていきます。裏を返せば、育ちきる前に見つけて取ってしまえば、その先のがんを防げるということです。大腸がんは、検査によって発生そのものを減らせる数少ないがんです。ポリープは小さいうちはまったく症状を出さないため、症状が出てから受診するのでは間に合いません。当院では、見つけにくい病変まで丁寧に観察する大腸内視鏡と、その場での切除、そして切除後にいつ次の検査を受けるべきかの管理までを担当しています。

大腸憩室症

大腸憩室は、腸の壁の弱い部分が外側へ袋状に膨らんだくぼみです。加齢とともに増え、高齢の方では珍しいものではありません。その大半は生涯なんの症状も起こさず、治療も必要としません。一方で、一部の方では炎症(憩室炎)や出血(憩室出血)が起こり、こちらは急を要することがあります。当院では、健診や大腸内視鏡で憩室を指摘された方には「何を心配し、何は心配しなくてよいか」をお伝えし、腹痛や血便で来られた方には、急ぐ状態かどうかの見極めから対応しています。

過敏性腸症候群(IBS)

「通勤中に必ずお腹が痛くなる」「下痢と便秘を繰り返す」「検査では異常なしと言われた」——過敏性腸症候群は、命に関わる病気ではないものの、日々の行動を確実に狭めてしまう疾患です。当院では消化器内視鏡専門医が隠れた病気の有無を見極めたうえで、食事療法・薬物治療・漢方医学を組み合わせ、「異常なし」で終わらせない診療を行います。

クローン病

クローン病は、口から肛門までの消化管のどこにでも炎症が起こりうる、原因のはっきりしない慢性の病気です。10代後半から20代で発症することが多く、腹痛、下痢、体重減少といった症状が数か月にわたって続きます。若い方に起こるため「食あたり」「ストレス」「過敏性腸症候群」として様子を見られ、診断まで時間がかかることが少なくありません。近年は治療の選択肢が大きく広がり、炎症を抑えた状態を長く保てるようになりました。当院では、診断の入り口となる大腸内視鏡と、診断後の食事や日常の管理を担当し、専門施設と役割を分けながら継続的に関わっています。

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができ、血便や下痢を繰り返す病気です。よくなったり悪くなったりを長く繰り返すため、「体質」「痔だろう」と思われたまま診断が遅れることが少なくありません。当院では、血便や下痢が続く方に大腸内視鏡検査で診断をつけ、専門施設と役割を分けながら、寛解を長く保つための診療を続けています。

虚血性腸炎

血便

血便は消化管(胃・小腸・大腸)のどこかから出血して便に血が混じる病態です。肛門から離れている胃や十二指腸からの出血では黒っぽい便になり、肛門に近い場所から出血している場合には便に真っ赤な血が付着しているように見えます。また、見た目ではわからないほど微量な血液が含まれている場合は、便潜血検査で陽性でわかることがあります。

痔(いぼ痔・切れ痔・痔瘻)

痔は、成人の多くが経験するありふれた病気です。その一方で、恥ずかしさから受診が遅れやすく、市販薬で何年もしのいでいる方が少なくありません。痔の大半は手術をせず、生活の見直しと薬で良くなります。ただし、痔があることと、他の病気がないことは別の話です。血便を「いつもの痔」と考えているうちに大腸がんが進んでしまう例は、決して珍しくありません。当院は消化器を専門とする内科として、痔そのものへの対応と、血便の原因を確かめる大腸内視鏡の両方を担当し、手術が必要な場合には専門の医療機関へおつなぎしています。

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