好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)は、以前はチャーグ・ストラウス症候群と呼ばれていた病気で、全身の細い血管に炎症が起こる血管炎の一つです。特徴は、そのほとんどが気管支喘息から始まることにあります。何年も喘息の治療を続けてきた方に、血液中の好酸球の増加と、手足のしびれや力の入りにくさが加わったとき、この病気を考えます。指定難病に定められており、治療によって多くの方が改善しますが、神経の障害は後遺症を残すことがあるため、早く気づくことが何より重要です。当院はアレルギー診療と膠原病診療の両方を行っており、喘息を診る中でこの病気の兆しを捉え、速やかに専門施設へつなぐ役割を担っています。