食道の病気|千里丘かがやきクリニック|吹田市長野東の内科・消化器内科

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食道の病気

食道の病気|千里丘かがやきクリニック|吹田市長野東の内科・消化器内科

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、強い酸性の胃液や胃で消化される途中の食物が、食道に逆流して、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じる病気です。逆流性食道炎は、戦後の衛生環境の改善ともなって、ヘリコバクターピロリ感染が減ったこと、また、食生活の変化などによって、最近は若い人にもよくみかける病気になりました。

バレット食道

バレット食道は、胃酸の逆流が長く続いた結果、食道の粘膜が胃の粘膜に似た性質へと置き換わった状態です。それ自体に痛みや不快感はなく、健診の胃カメラで指摘されて初めて知る方がほとんどです。「食道がんの前段階」という説明を受けて強い不安を抱えて来られる方が多いのですが、日本で見つかるものの大半は短い範囲にとどまるタイプで、そこからがんが生じる可能性は非常に低いことが分かっています。当院では、指摘された範囲がどの程度なのかを確かめたうえで、必要な間隔での内視鏡と、逆流そのものへの対応を担当しています。

食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニアは、胸とおなかを隔てる横隔膜の穴(食道裂孔)がゆるみ、胃の一部が胸側へ入り込んだ状態です。加齢とともに増える変化で、健診の胃カメラやバリウム検査で指摘される方は少なくありません。「ヘルニア」という言葉から手術を思い浮かべて不安になる方が多いのですが、その大半は症状もなく、治療を必要としません。一方で、胸やけや呑酸の原因になっていることもあり、原因のはっきりしない貧血の背景に隠れていることもあります。当院では、指摘された方に対して、心配のいらない状態なのか、対応が必要なのかを整理してお伝えしています。

食道がん

食道がんは、早い段階ではほとんど症状が出ません。「つかえる」「しみる」といった自覚が現れたときには、すでに進行していることが少なくない一方で、粘膜にとどまる段階で見つかれば内視鏡治療で治せる可能性が高いがんでもあります。当院では消化器内視鏡専門医が、飲酒・喫煙歴や体質から一人ひとりのリスクを整理したうえで、食道の粘膜を丁寧に観察します。

食道カンジダ

食道カンジダ症は、もともと体の中にいるカンジダという真菌が食道の粘膜で増え、白い付着物として見える状態です。健診の胃カメラで偶然指摘されることが多く、「カビが生えている」と説明されて驚かれる方が少なくありません。ただし軽いものは症状もなく、治療をしなくても自然に消えていきます。大切なのは、それ自体を怖がることではなく、なぜ増えたのかを確かめることです。吸入薬の使い方、長く続けている胃薬、血糖の状態など、見直せる原因が背景にあることがよくあります。当院では、内視鏡による診断から原因の整理、必要な方への治療までを担当しています。

好酸球性食道炎

好酸球性食道炎は、アレルギーに関わる白血球(好酸球)が食道の粘膜に集まり、慢性の炎症を起こす病気です。食べ物がつかえる、飲み込みにくい、胃薬を飲んでも胸やけが取れない。こうした症状が少しずつ進むため、「もともと食べるのが遅いだけ」「体質だから」と受け止められたまま、診断まで数年かかることが少なくありません。診断には胃カメラと、その際に行う食道の生検が欠かせません。当院では消化器内視鏡とアレルギー診療の両方を院内で行い、検査から治療、食事の相談までを一続きで担当しています。

食道アカラシア

食道アカラシアは、食道と胃のつなぎ目の筋肉がうまくゆるまなくなり、食べたものが食道にとどまってしまう病気です。食道を動かす神経の働きが失われることで起こり、頻度は高くありません。特徴は、固形物だけでなく水やお茶でもつかえること、そして食べたものを未消化のまま吐き戻すことにあります。症状が年単位でゆっくり進むため、逆流性食道炎やストレスによるものとして扱われ、診断まで何年もかかることが少なくありません。当院では、つかえ感を訴えて来られた方について、食道がんなどを除外したうえでこの病気の可能性を検討し、確定診断と治療のできる専門施設へおつなぎしています。

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