肝機能異常
健診でAST、ALT、γ-GTPに印がついた。けれども体調は変わらず、去年も同じことを言われた。そうして数年が過ぎている方は少なくありません。肝臓はかなり傷んでも症状を出さない臓器で、だるさや黄疸が現れるのは、相当進んでからです。大切なのは、数値の高さそのものより、なぜ上がっているのかを一度確かめることです。多くは脂肪肝ですが、なかにはB型・C型肝炎、薬やサプリメントによるもの、自己免疫の病気が隠れていることがあります。そして脂肪肝の方が最も多く亡くなっているのは、肝臓の病気ではなく心筋梗塞や脳梗塞です。当院では血液検査で原因と線維化の程度を確かめ、PWV・ABIによる血管の検査もあわせて行うことができます。