歯ぎしり・寝言
歯ぎしり・寝言
歯ぎしり・寝言
歯ぎしりも寝言も、眠っているご本人は気づかず、同じ部屋で眠るご家族に指摘されてはじめて知ることがほとんどです。どちらもよくある現象で、それだけで病気というわけではありません。ただ、眠っている間の歯ぎしりの多くは「眠りが浅くなった瞬間」に起こる反応であり、その裏で呼吸が止まっていたり、胃酸が食道に上がってきていたりすることがあります。寝言も多くは心配のないものですが、50歳を過ぎてから大声の寝言や、夢に合わせた体の動きが出てきた場合は、別の病気を考える必要があります。マウスピースの作製や歯の治療は、歯科の領域です。当院の役割は、内科の立場から歯ぎしりや寝言の背景にあるもの——とくに睡眠時無呼吸と逆流性食道炎——を確かめ、治せる原因があれば治療し、必要に応じて歯科や神経内科の専門医へおつなぎすることです。
「歯ぎしりは歯医者さん、寝言は様子見」とされることの多い症状で、どちらも間違いではありません。ただ、いびきや日中の眠気、胸やけといった症状が重なっている場合は、内科で一度確かめておく価値があります。背景に治療できる病気が見つかれば、歯ぎしりや寝言そのものが減ることがあります。
歯ぎしりは、あごの筋肉が繰り返し強く働き、歯をこすり合わせたり、かみしめたりする現象で、医学的には「ブラキシズム」と呼ばれます。眠っている間の歯ぎしりは成人のおよそ1割にみられ、若い世代に多く、年齢とともに少なくなっていきます。音の出るものだけが、歯ぎしりではありません。
| グライディング (すり合わせ) |
上下の歯を強くこすり合わせる、いわゆる「ギリギリ」という歯ぎしりです。音が出るため、ご家族が気づくきっかけになります。歯の表面がすり減る原因になります。 |
|---|---|
| クレンチング (かみしめ) |
音を立てずに、上下の歯を強くかみしめ続けるものです。音がしないため周囲にも気づかれにくく、朝のあごのだるさや、歯のひび、詰め物の脱落をきっかけに見つかることがあります。 |
| タッピング (打ち合わせ) |
上下の歯を小刻みにカチカチと打ち合わせるものです。ほかの型と混ざって起こることもあります。 |
| 日中の 食いしばり |
起きている間、仕事や運転、スマートフォンに集中しているときなどに、無意識に歯をかみしめる癖です。眠っている間の歯ぎしりとは仕組みが異なり、対策も「気づいて、歯を離す」ことが中心になります。両方がみられる方もいます。 |
眠っている間の歯ぎしりには、眠りそのものの状態が深く関わっています。ここに、内科で確かめる理由があります。
眠りが浅くなる瞬間に、あごが動きます
眠っている間、脳はずっと同じ深さで眠っているわけではありません。一晩のうちに何度も、数秒から十数秒だけ眠りが浅くなる瞬間があり、そのほとんどは本人の記憶に残りません。
眠っている間の歯ぎしりの多くは、この瞬間に起こります。自律神経が高ぶり、脳波が覚醒に近づき、心拍数が上がった直後に、あごの筋肉がリズミカルに動き出すという順番が、睡眠検査の研究で確かめられています。歯ぎしりは、あごだけの問題というより、眠りの中で起きている変化が表に出たもののひとつです。
このため、眠りを浅くするものがあれば、歯ぎしりは増えます。呼吸が止まる、胃酸が上がってくる、お酒やカフェインが残っている、強いストレスがかかっている——こうした状態が、歯ぎしりの背景になります。
歯ぎしりそのものは、病気とは限りません
歯ぎしりについての国際的な専門家の合意では、ほかに病気のない方の歯ぎしりは、それ自体を「病気」とは扱わないとされています。すべての歯ぎしりを、治療で止める必要はありません。
それでも確かめておく意味は、二つあります。一つは、歯とあごへの影響です。歯のすり減りや破折、詰め物の脱落、あごの痛みが出ている場合は、歯を守る対策が必要になります。これは歯科の役割です。
もう一つは、歯ぎしりが、別の病気のサインになっている可能性です。睡眠時無呼吸や逆流性食道炎は歯ぎしりとの関係が深いことが分かっており、どちらも内科で治療できます。当院が主に担うのは、こちらです。
歯ぎしりの原因は一つではなく、いくつかの要因が重なっていることがほとんどです。当院ではまず、内科で治療できる背景があるかどうかを確かめます。
寝言は、眠っている間に話したり声を出したりする現象です。成人の3人に2人が一生のうちに一度は経験するという調査があり、国際的な睡眠障害の分類でも、病気ではなく正常範囲の現象として扱われています。
多くの寝言は、心配のないものです
寝言は、夢を見ることの多いレム睡眠の間にも、それ以外のノンレム睡眠の間にも起こります。夢の内容に合わせて感情のこもった言葉が出ることもあれば、意味のとれないつぶやきや、うめき声のこともあります。
子どもに多く、成長とともに減っていきます。家族に寝言の多い人がいる方にみられやすく、睡眠不足や発熱、強いストレス、飲酒のあとに増えやすいことも知られています。ほとんどの場合、寝言そのものに治療は必要ありません。
気をつけたいのは、寝言そのものより、寝言にともなう様子です。次のような場合は、別の病気が隠れていないかを確かめます。
歯ぎしりと寝言の診療は、歯科、内科、神経内科にまたがります。当院が担うのは、内科として背景を確かめ、治療することです。その範囲を、はじめに整理しておきます。
| 問診 | いつから、どのくらいの頻度で、どのような音や声が出ているか、朝のあごや頭の症状、いびき、日中の眠気、胸やけの有無をうかがいます。ご本人に自覚がないことが多いため、ご家族からうかがう内容と、夜間の録音が最も重要な情報になります。お薬手帳もご持参ください。 |
|---|---|
| 睡眠時無呼吸の 評価 |
いびきや日中の眠気がある方には、在宅で行う睡眠検査で、無呼吸の有無と程度を評価します。当院は睡眠時無呼吸の診療に力を入れており、多数のCPAP患者さんを継続して診ています。診断がつけば、CPAPによる治療とその後の管理まで当院で行えます。 |
| 逆流性食道炎の 評価 |
胸やけ、呑酸、夜間の咳や声がれといった症状をうかがい、胃酸を抑える薬で改善するかを確かめます。必要に応じて院内で胃カメラを行い、食道の状態を直接確認します。夕方の時間帯にも検査を行っています。 |
| 服薬内容の 確認 |
抗うつ薬をはじめ、歯ぎしりや夜間の行動を起こしうる薬が含まれていないかを確認します。他院で処方されている薬についても、必要に応じて処方元と相談しながら調整します。 |
| 行えないこと (歯科の領域) |
マウスピースや口腔内装置の作製、歯のすり減りや破折の治療、かみ合わせの調整は、歯科の領域です。当院では行わず、睡眠検査の結果などを添えて歯科へおつなぎします。 |
| 行えないこと (確定診断) |
歯ぎしりを確定するには、あごの筋肉の活動と音声・映像を同時に記録する、検査室での終夜睡眠ポリグラフ検査が必要です。当院の在宅睡眠検査は主に無呼吸を評価するためのもので、歯ぎしりの回数を正確に数えることを目的としたものではありません。ただし、治療方針を決めるうえでこの検査が必要になることは、多くありません。レム睡眠行動障害の確定診断も当院では行えず、疑われる場合は神経内科の専門医へご紹介します。 |
歯ぎしりへの対応は、歯を守ることと、背景に手を打つことの二本立てです。前者は歯科が、後者は内科が中心になります。
| 歯を守る (マウスピース) |
歯科で歯型をとって作る、就寝中に装着するマウスピースです。歯ぎしりの力を受け止め、歯のすり減りや破折、詰め物の脱落を防ぎます。歯ぎしりそのものを止めるものではありませんが、歯やあごへの影響が出ている方には欠かせない対策です。 |
|---|---|
| 睡眠時無呼吸が ある場合 |
重症度に応じて、CPAPか、下あごを前に出して固定する口腔内装置で治療します。どちらも、無呼吸とあわせて歯ぎしりを減らすことが報告されています。CPAPは当院で導入から管理まで行い、口腔内装置は紹介状をお書きして歯科で作製していただきます。 |
| 逆流性食道炎が ある場合 |
胃酸を抑える薬による治療に加え、夕食を寝る2〜3時間前までに済ませる、寝る前のお酒を控えるといった生活面の調整を行います。逆流の治療によって、歯ぎしりが軽くなる可能性があります。 |
| 薬の影響が 疑われる場合 |
開始時期と症状の始まりが重なる場合は、処方元の医師と相談し、減量や変更の余地を検討します。自己判断での中止は避けてください。 |
| はっきりした 背景がない場合 |
お酒・カフェイン・たばこの見直しや、日中の食いしばりに気づいて歯を離す習慣づくりを行います。いらだちや緊張が強い方には、漢方をご提案できる場合があります。歯やあごへの影響があれば、歯科でのマウスピースを併用します。 |
歯ぎしりで歯科を受診し、マウスピースを作ることになった方へ。いびきや呼吸の止まりを指摘されている場合は、その前に一度、睡眠時無呼吸を確かめておくことをおすすめします。
理由は、二つあります
一つは、睡眠時無呼吸があれば、下あごを前に出すタイプの口腔内装置で、無呼吸と歯ぎしりの両方に対応できる可能性があることです。この装置は、医科で睡眠時無呼吸と診断され、紹介状があれば、歯科で保険診療として作製できます。当院では、在宅の睡眠検査の結果を添えて紹介状をお書きします。
もう一つは、上あごだけに装着する一般的なマウスピースで、無呼吸の方の呼吸の乱れが強くなったという小規模な報告があることです。その後の検討では一貫した悪化は確かめられておらず、過度に心配する必要はありません。ただ、いびきの強い方では、どちらの装置が合っているかを先に整理しておくと、作り直しの手間を防げます。
歯ぎしりも寝言も、眠りを浅くするものを減らすことが対策の基本です。どれも、診察を待たずに今夜から始められます。
横向きで眠る工夫は、いびきと歯ぎしりの両方に関わります。どちらも、あお向けの姿勢で起こりやすいことが知られています。また、口を閉じていても、上下の歯は触れずにわずかに離れているのが本来の状態です。日中に歯を触れ合わせている時間が長いと、あごの疲れがとれにくくなります。
SLEEP APNEA
睡眠時無呼吸の診療実績があります
当院は多数のCPAP患者さんを継続して診療しています。歯ぎしりの背景として最初に確かめておきたいのが睡眠時無呼吸であり、在宅の睡眠検査による評価から、CPAPによる治療、その後の継続管理まで当院で行えます。CPAPの2回目以降の受診は、オンライン診療もご利用いただけます。
ENDOSCOPY
逆流の評価を、消化器内科として行います
眠っている間の胃酸の逆流は、歯ぎしりの背景のひとつです。当院は消化器内科の診療を柱のひとつとしており、症状の評価と薬による治療に加えて、必要に応じて院内で胃カメラを行います。夕方の時間帯にも検査を行っているため、お仕事の後にも受けていただけます。
DENTAL LIAISON
歯科と役割を分けて、連携します
マウスピースや口腔内装置の作製、歯の治療は歯科で行います。当院では、睡眠検査の結果と背景の評価をまとめた紹介状をお渡しし、かかりつけの歯科、または睡眠時無呼吸の口腔内装置に対応している歯科へおつなぎします。歯を守る対策と、原因への対策を、それぞれの専門で並行して進めます。
KAMPO
漢方という選択肢もあります
院長は漢方専門医でもあります。抑肝散は、神経の高ぶりやいらだち、不眠に用いられてきた処方で、出典である明代の小児科の医書『保嬰撮要』には、歯をかみしめる「咬牙(こうが)」が治療の対象として記されています。現在も、一般用の抑肝散では効能に歯ぎしりが挙げられています。歯ぎしりに対する十分な臨床試験があるわけではなく、背景の病気の治療に代わるものではありませんが、緊張やいらだちが強く、寝つきにも影響している方にご提案できる場合があります。甘草を含むため、長く続ける場合は血液検査で確認しながら用います。
夜間の様子を、録音とあわせてうかがいます
歯ぎしりや寝言は、ご本人が気づいていないことがほとんどです。ご家族から見た様子や、スマートフォンで録音した夜間の音声が大きな手がかりになります。可能であればご家族とご一緒にお越しください。お薬手帳と、歯科で指摘されたことがあればその内容もお知らせください。
背景を確かめます
問診と診察のうえ、いびきや眠気があれば在宅の睡眠検査を、胸やけなどの症状があれば胃酸を抑える薬での経過確認や胃カメラを検討します。服薬内容もあわせて確認します。この段階で原因の見当がつき、当院での治療に進める方もいます。
背景の治療と、歯を守る対策を並行します
睡眠時無呼吸があればCPAPや口腔内装置、逆流性食道炎があれば薬による治療を行います。歯のすり減りやあごの痛みがある方には、歯科でのマウスピース作製をおすすめし、必要に応じて紹介状をお書きします。原因への対策と歯を守る対策は、どちらかではなく両方です。
経過をみて、必要な方は専門医へおつなぎします
治療を始めた後の歯ぎしりの音や朝のあごの症状を、ご家族の評価も含めて確認します。寝言に激しい動きがともなうなど、レム睡眠行動障害が疑われる場合は、経過と検査結果をまとめた紹介状をお渡しし、神経内科の専門医へご紹介します。
次の場合は、様子を見ずにご相談ください
眠っている間の激しい動きは、けがにつながります。まず寝室から危険なものを片づけ、同じ寝床で眠っている場合は寝床を分けてください。呼吸の止まりや日中の強い眠気は、居眠り運転や心臓・血管の病気のリスクにも関わります。毎回同じパターンの声や動きが繰り返される場合は、夜間のてんかん発作を含めた評価が必要になることがあります。飲み込みにくさや体重の減少、黒い便をともなう胸やけは、逆流性食道炎以外の病気を確かめる必要があり、胃カメラを急ぐ理由になります。あごが開かない場合は、歯科・口腔外科での評価が必要です。
目的によって分かれます。歯のすり減りや欠け、詰め物の脱落、あごの痛みがあり、歯を守るためのマウスピースが必要な場合は歯科です。一方、いびきや呼吸の止まり、日中の眠気、胸やけなどをともなう場合は、歯ぎしりの背景に内科の病気が隠れていないかを確かめる意味があります。実際には、両方が関わることも少なくありません。迷われる場合は、当院で背景を確かめたうえで、必要に応じて歯科へおつなぎします。
マウスピースは、歯ぎしりの力から歯やあごを守るためのもので、歯ぎしりそのものを止める効果は確かめられていません。それでも、歯のすり減りや破折を防ぐ役割は大きく、歯やあごへの影響が出ている方には欠かせない対策です。一方、背景に睡眠時無呼吸や逆流性食道炎がある場合は、その治療によって歯ぎしりそのものが減ることがあります。歯を守る対策と原因への対策を、並行して進めるのが基本です。
関係が深いことが分かっています。歯ぎしりは眠りが浅くなる瞬間に起こりやすく、睡眠時無呼吸では、その瞬間が呼吸の再開のたびに繰り返されます。睡眠検査の研究では、呼吸が再開した直後に歯ぎしりが起こりやすいこと、CPAPや口腔内装置で無呼吸を治療すると歯ぎしりも減ることが報告されています。ただし、歯ぎしりのある方がすべて睡眠時無呼吸というわけではありません。いびき、日中の眠気、朝の頭痛、夜間の頻尿などが重なる場合に、検査をおすすめしています。
逆流性食道炎をともなう方では、その可能性があります。歯ぎしりのある方を対象に、胃酸を抑える薬(プロトンポンプ阻害薬)と偽薬を比べた国内の臨床試験では、薬を飲んだ期間に、歯ぎしりの回数や歯ぎしりの音が減ったと報告されています。この試験では、参加者に胃カメラを行ったところ、半数に逆流性食道炎が見つかっています。ただし小規模な研究であり、胸やけなどの症状がない方にまで、一律に胃の薬をおすすめするものではありません。
多くの寝言は病気ではなく、治療の必要もありません。成人の3人に2人が一生のうちに一度は経験するとされる、ごくありふれた現象です。気をつけたいのは、50歳を過ぎてから大声の寝言や叫び声が増えた場合、寝言とともに手足が動く場合、いびきや呼吸の止まりをともなう場合です。こうした場合は、レム睡眠行動障害や睡眠時無呼吸などを確かめる必要がありますので、一度ご相談ください。
返事をすることで体に害が出るという医学的な根拠はありません。ただ、話しかけると眠りが浅くなったり、目を覚まさせてしまったりすることがあります。寝言は眠りの中の断片であることが多く、会話として受け答えする必要もありません。そっとしておくのがよいでしょう。大声や激しい動きをともなう場合は、揺り起こしたり押さえつけたりせず、落ち着くのを待ってください。
ご家族からの指摘が、最も確かな手がかりです。一人で眠っている方は、スマートフォンの録音アプリで夜間の音を記録してみるのも一つの方法です。音のしないかみしめの場合は、朝のあごのだるさやこわばり、歯科で指摘される歯のすり減り、頬の内側や舌のふちに残るかみ跡が手がかりになります。確定するには、あごの筋肉の活動と音声・映像を同時に記録する検査室での睡眠検査が必要ですが、実際の診療でそこまで必要になることは多くありません。
ストレスは歯ぎしりに関わる要因の一つですが、それだけが原因とは限りません。睡眠時無呼吸や逆流性食道炎、お酒やカフェイン、薬の影響といった、確かめられる背景を先に整理することをおすすめします。そのうえで、寝る前にくつろぐ時間をつくる、日中の食いしばりに気づいて歯を離す習慣をつけるといった工夫が役立ちます。いらだちや緊張が強く、寝つきにも影響している方には、抑肝散などの漢方をご提案できる場合があります。
まず、CPAPで無呼吸が十分に抑えられているかを、機器に記録されたデータで確認します。マスクからの空気漏れや圧の不足があると、眠りが浅くなる瞬間が残り、歯ぎしりも続きやすくなります。調整しても続く場合は、逆流性食道炎や薬の影響、お酒など、無呼吸以外の背景を確かめます。歯のすり減りが進んでいる場合は、歯を守るマウスピースについて歯科でご相談ください。当院はCPAPの継続管理を行っており、他院でCPAPを導入された方の転院も受け付けています。
子どもの歯ぎしりや寝言は珍しいものではなく、多くは成長とともに減っていきます。ただし、いびきが大きい、眠っている間に呼吸が止まる、口を開けて眠っている、日中に眠そうにしている、落ち着きがないといった様子がある場合は、扁桃やアデノイドの肥大による睡眠中の呼吸の問題が関わっていることがあり、小児科や耳鼻咽喉科での評価が役立ちます。歯のすり減りが気になる場合は、小児歯科にご相談ください。
あごの筋肉にボツリヌス毒素を注射すると、筋肉の力が弱まり、歯ぎしりの強さが下がるという報告があります。一方で、歯ぎしりの回数そのものは減らなかったとする研究もあり、効果は数か月で切れるため、続けるには繰り返しの注射が必要です。国内では、歯ぎしりに対する保険適用はありません。背景に睡眠時無呼吸や逆流性食道炎がある場合は、まずそちらの治療を優先することをおすすめします。
歯ぎしりや寝言の背景によって、確かめる内容が変わります。あてはまるものがあれば、あわせてご覧ください。
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